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第115回看護師国家試験の合格発表速報|今年の合格率・ボーダーと受験生のリアルな声

2026年3月24日、第115回看護師国家試験の合格発表がありました。

受験生の皆さん、本当にお疲れ様でした。実習や課題で寝られない日々のなか、分厚い参考書と向き合ってきたがんばりは、本当にすごいことです。

合格発表の日は、毎年いろいろな感情が入り混じる特別な一日です。今年の試験結果はどうだったのか、そして受験生の皆さんはどんな気持ちでこの日を迎えたのか、わかりやすくまとめてみたいと思います。

88.3% 合格率
目次

第115回看護師国家試験、合格発表の日に広がったさまざまな声

合格発表の日のSNS(Xなど)を開くと、ものすごい勢いでいろんな投稿が流れてきます。長い間がんばってきたからこそ、結果が出た瞬間の感情はとても大きくて、読んでいるこちらまで胸が熱くなります。

「合格おめでとう」があふれたSNS

午後2時を過ぎたころから、タイムラインには「受かった!」「春から看護師になります!」という報告がいっぱいあふれていました。

家族に報告して一緒に喜んだり、バイト先や友達にスクショを送ったり。応援していた先輩看護師さんたちからも「よくがんばったね!」「一緒に働けるのが楽しみ!」というお祝いの言葉がたくさん飛び交っていました。桜の絵文字がいっぱいで、本当にあたたかい空間でした。

その一方で、「不合格だった」という声も確かにあった

でも、華やかな合格報告のすぐ裏側で、「落ちてしまった」「不合格だった」という短いつぶやきも確実にありました。

がんばってきた時間が長かった分、そのショックは計り知れません。周りが喜んでいるなかで、一人で結果を受け止めるのは、言葉にできないくらいつらいはずです。

合格発表の日は、うれしさと悔しさが同時に流れる日

国家試験の合格発表は、どうしても「受かった人」と「届かなかった人」に分かれてしまいます。うれし涙と悔し涙が、同じ時間に日本中で流れているんですよね。

誰かの喜びの裏には、誰かの悔しさがある。合格発表の日は、そんなリアルな現実を強く感じる一日でもあります。

第115回看護師国家試験の結果は?まずは公式発表をチェック

ここからは、厚生労働省から発表された公式な「数字」を見ていきましょう。今年の国家試験、全体としてどんな結果だったのでしょうか。

区分受験者数 (人)合格者数 (人)合格率 (%)合格基準 (ボーダーライン)
全体59,61452,66688.3必修:40点以上 / 50点
一般・状況設定:166点以上 / 249点
新卒54,03650,86294.1
既卒5,5781,80432.3

受験者数・合格者数・合格率はどうだった?

今年の試験を受けた人(受験者数)は59,614人でした。そのうち、みごと合格した人は52,666人。

全体での合格率は**88.3%**でした。

10人受けたら、だいたい8〜9人が受かるという計算ですね。「なんだ、けっこう高いじゃん」と思うかもしれませんが、裏を返せば、これだけ難しい勉強をしてきても、1割以上の人が落ちてしまう厳しい試験だということです。

新卒と既卒で見ると、結果はどう違う?

もう少し詳しく、今年初めて受けた「新卒」の人と、2回目以降の「既卒」の人に分けて見てみましょう。

  • 新卒の合格率:94.1%(54,036人中、50,862人が合格)
  • 既卒の合格率:32.3%(5,578人中、1,804人が合格)

こうして見ると、学校で国試対策をしっかりやってもらえる新卒生の合格率が高いことがわかります。働きながら、あるいは一人で勉強を続ける既卒での受験は、本当に大変な道のりなんですね。

今年の合格基準とボーダーライン

国家試験に合格するには、「ここまでは点数を取ってね」という基準(ボーダーライン)を超える必要があります。

今年の合格基準は以下の通りでした。

  • 必修問題:40点以上(50点満点中)
  • 一般・状況設定問題:166点以上(249点満点中)

「必修問題」は、絶対に8割(40点)以上取らないと、どれだけ他の問題ができても落ちてしまう厳しいルールがあります。

そして、みんなが一番気にする「一般・状況設定問題」のボーダーラインは、今年は166点でした。去年の148点と比べるとかなり高くなっていて、「自己採点したけどギリギリで不安…」と発表の瞬間までドキドキしていた人が多かったのも納得の点数です。

今年の国試は難しかった?受験生がざわついたポイント

毎年「難しかった」という声は出ますが、第115回は特にSNSでの反応が大きかったように感じます。実際に試験を受けた人たちがどんなところで悩んだのかを見てみましょう。

試験直後から広がっていた「難しかった」の声

試験当日の午後から、SNSでは「厚生労働省〜〜〜ッ🤯」といった戸惑いの声がたくさん投稿されていました。今まで見たことがないような視点の問題が出たり、最後の2つの選択肢で迷わせるような問題が多かったりして、試験中に頭を抱え、どっと疲れてしまった人が少なくなかったようです。

必修落ちを心配する投稿が多かった理由

「必修問題」は、どれだけ他の問題が完璧でも絶対に8割(40点)取らなければいけない絶対基準です。今年は「自己採点で39点だった…」「必修落ちかもしれない」と不安な夜を過ごしたという声が目立ちました。たった1問のミスが合否に直結するプレッシャーは、本当に大きかったと思います。

不適切問題や採点の扱いが注目された背景

自己採点後にみんなが祈るように待っていたのが、「不適切問題(問題に不備があり、採点対象から外れる問題など)」の発表です。

今年の採点では、一般問題のうち午前32番が「採点対象から除外」、午前80番が「複数正解(4と5、どちらも正解)」という特別扱いになりました。この2問の扱いで、ギリギリのところで運命が変わったという人もいたはずです。

去年より厳しかった?数字で見る第115回看護師国家試験

今年の合格率は88.3%でした。この数字だけを見るとピンとこないかもしれませんが、過去のデータと比べると今年の特徴が見えてきます。

試験回実施年合格率 (%)
第115回2026年88.3
第114回2025年90.1
第113回2024年87.8
第112回2023年90.8
第111回2022年91.3

前年の合格率と比べてどう変わったのか

実は、去年の第114回国家試験の合格率は90.1%でした。つまり、今年は去年と比べて合格率が「1.8ポイント」下がっています。2年ぶりに全体の合格率が9割を下回ったことになり、結果だけ見ると前年よりは少し厳しめの年だったと言えます。

「高い・低い」だけでは見えない今年の特徴

「大荒れだった!」と言い切るほど極端に低いわけではなく、過去5年間の合格率(87.8%〜91.3%)の例年通りの範囲には収まっています。

ただ、一般・状況設定問題のボーダーラインが昨年の148点から166点へと一気に上がったため、「自己採点で高く取れたのに、ボーダーも上がるんじゃないか」と発表の瞬間まで安心しきれなかった人が多かったのが今年の特徴です。

合格率1%の違いが意味するもの

「たった1〜2%の違いでしょ?」と思うかもしれません。でも、約6万人が受ける試験での1%は、約600人の人生を左右します。去年の90.1%と今年の88.3%の差は、1,000人以上もの合否に影響を与えているんです。そう考えると、パーセンテージの変動は決して小さな数字ではありません。

合格した人へ、本当にここからがスタート

見事合格をつかみ取った皆さん、本当におめでとうございます!でも、実は「合格=すぐに看護師として働ける」というわけではないんです。

合格はゴールではなく、看護師としての入り口

国家試験合格は、看護師という長い道のりのスタートラインです。これから現場に出て、たくさんの患者さんと出会い、すてきな体験や、時には大変な壁にもぶつかると思います。でも、あの厳しい実習と国試を乗り越えた皆さんなら、きっと大丈夫です。

免許申請まで済ませて、はじめて“看護師”になる

ここで忘れてはいけないとても重要なことがあります。合格しただけでは業務はできません。「免許申請」をして、名簿に登録されて初めて看護師として働けるようになります。厚生労働省のホームページなどで案内を確認して、必要な書類をそろえ、早めに手続きを済ませてくださいね。

うれしい今だからこそ、少し休んでほしい

4月からはいよいよプロとして働く日々が始まります。今はとにかく、すり減った心と体をゆっくり休めてください。家族や友達とお祝いをして、たくさん寝て、これまで我慢していた自分のための時間を使ってください。

残念だった人に伝えたい、今回の結果がすべてではないということ

期待していた結果が届かなかった方へ。今は頭が真っ白で、周りの励ましの声も素直に聞けないかもしれません。

一度の不合格で、看護師としての価値は決まらない

不合格だったからといって、あなたが今までやってきた努力が嘘になるわけでも、看護師に向いていないかどうかが決まるわけでも絶対にありません。たまたま当日の体調や、問題のめぐり合わせが悪かっただけということもあります。

悔しさが大きい今は、無理に前を向かなくていい

SNSで他の人の合格報告を見るのがつらいときは、スマホを閉じてしまって大丈夫です。無理に「次に向けてがんばろう」と自分を奮い立たせる必要はありません。まずは思いっきり泣いたり、何もせずに休んだりして、溜まった感情をすべて吐き出してください。

次につなげるために、まず整理したいこと

少し心が落ち着いてきたら、「あと何点足りなかったのか」「どの科目が弱かったのか」を静かに振り返ってみてください。既卒での受験は合格率が下がるという厳しいデータもありますが、自分のペースでしっかり弱点を見直して対策をすれば、必ずまた道は開けます。

まとめ|第115回看護師国家試験の合格発表が教えてくれたこと

第115回の看護師国家試験を通して、数字だけでは語れないたくさんのドラマがありました。

数字だけでは見えない“受験の重み”

合格率88.3%という数字の裏には、約6万人それぞれの「絶対に受かりたい」という強い思いがありました。ボーダーラインの点数に一喜一憂し、祈るように発表を待った時間は、皆さんのこれからの人生にとって大きな財産になるはずです。

合格した人も、そうでなかった人も、それぞれに意味のある一日だった

結果はどうであれ、国家試験という大きな山から逃げずに挑んだこと自体が素晴らしい挑戦です。この一日が、皆さんのこれからの未来に繋がる大切なステップになることを願っています。


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